Magic

 数年前から少しずつ嗜んできた奇術。まあ練習もゆっくりなんで万年ペーペーの腕前ですが(爆)。ここではちょっと今まで入手してみた道具のレポートなんかを書いていきたいと思います。

カードストリッパーデック
ノーマルデック
スベンガリデック
小道具シカゴの四つ玉

ストリッパーデック


左がDP GROUP、右がBICYCLE
 何やら名前から妖しい想像をしてしまいそうですが、名作らしいです。相手に引いて貰ったカードを元のデックに戻し、そのカードを自在に取り出せるというのがウリのデック。
 左が私が一番に買ったDP GROUPのマジックトランプ。これ、本来のストリッパーデックに関する加工に加え、また一つ工夫がされています。初心者が演出を狙うにはオイシイおまけです。ただ、プラスチック製の為、滑りがイマイチ。私もカード奇術を始めてから知ったのですが、これが結構重要なファクターだったりします。紙製恐るべし。
 という訳で左側がその後かったBICYCLE製のストリッパーデック。キャッチコピーは「応用度は無限大」。勿論初心者にも効果の高い演出が出来ますし、思い付き次第で色々なトリックが考えられそうです。
 因みに(みのさん風に)、こちらが私が参考にしたDVD、「25 Amazing Magic Tricks with a Stripper Deck」。大学奇術研の友人から、兼ねてから「教則DVDは英語が基本ですよ」とは教わっていましたが、実際に観ると想像以上に喋るスピードが速くて面白かったです。速聴の練習にもなるなあ。
 ただ、個人的に気になったのはレパートリーとする演目の手順。「原理は分かるけどどう使うの?」という場合は、DP GROUPのマジックトランプの解説を読むと良いかも。結構面白い手順の演目が説明されています。(2006/6/15)

個的総評:★★★★★★☆

ノーマルデック


へたっぴスプレッド。
 どう考えてもストリッパーデックより先に紹介すべき商品なのですが、まあ買った順番から言って仕方がありません。
 最近前田知洋氏が活躍されてタリホーデックをご使用になっていますね。私が奇術を始めたときにはタリホーのタの字も知らなかったので、入門書指定のBICYCLEのノーマルデックを買いました。因みに、私の買った入門書はテクニカルなカードマジック講座。これ、CDもついていて、視覚的、演出的にも勉強になりました。最初の演目は特別なテクニックは要りませんが、「手順を覚える」という洗礼が待っていました。これを覚えるだけで「おおお……!」と感動したのを覚えています。
 さて、ノーマルデックですが、ストリッパーデックで紹介した通り、BICYCLEは紙製なので滑ります。これがまた快感。左図のスプレッドは紙製だと上手に出来ます。……いや、左の私の仕事はヘタッピーですが。
 使い方に関しては、応用度は無限大。って当たり前か。仕掛けがないので必然的結果としてテクニックを覚えなければなりませんが、ある程度身に付くと一気に視界が広がる気がします。更に最近敬愛する元奇術研の後輩O君に教わって、カードに細工することを覚えました。このBICYCILEノーマルデック自体は玩具屋さんとかで300円程度で売っています。色は青、赤、あと黒やオレンジもあるとか。
 更に基本的なカード技術を覚える為に、またステップアップ・カードマジックという本も買っています。(2006/6/18)

個的総評:★★★★★★★

スベンガリデック


写真の意味がねーな……。
 スベンガリデック。リフル(指で弾く)した時にはみんな違うカードなのに、あら不思議、今度は任意の場所から同じカードが取り出せるという面白いデックです。1500円程度と高いですが、基本技ならものの5分で出来るようになります。す、すげえ……。
 実は私はこの基本技しか出来ませんが、上記リンクで紹介されているDVDを買えば、もっと幅が広がるかも知れません。つーか、「25種類も紹介されているんだから自分も買えよな」と自分にツッコみたくなります。もっと生活に余裕が出来たらね……。かなり大胆な仕掛けのデックですが、原理が面白いので勉強になります。(2006/6/28)

個的総評:★★★★★☆☆

シカゴの四つ玉


手が小さいので苦しい。
 一つの玉が手の中でどんどん増えて四つになり、そして今度はどんどん減って消えてしまう、というもの。演出次第で放り投げる瞬間に消えて、もう片方の手に渡ったりという演出もできます。私の買ったものはDP GROUPのもので1260円。玉の直径が4cm弱。写真を見ての通り、私のように手の小さい人間は(一応私は手首から中指先まで18cm)、大きさをもう少し考慮した方がいいかもしれません。テンヨーのものは少し高い代わりに3cmみたいです。勿論練習は必要ですが、小道具系のものとしては、持ち運びに無理のない部類かな、と思ったり。(2006/12/6)

個的総評:★★★★★★☆

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